開眼!両眼サイティング(我流)!
●ハンドガンでの両眼サイティング(我流)について ・スコープ付きの長物ライフルでの射撃は、片目でスコープを覗けば、ターゲットへの着弾状況(右か左か、手前で落ちているか、上を通過してしまっているか)を詳細に把握でき、次弾の射撃修正の情報を得る事が容易にできる。しかし、スコープが付いていないハンドガンでは30mや40m先の着弾状況は肉眼で確認する必要があり、視力が悪い筆者には難しかった。 ・スコープやダットサイトを覗く際、理想的には「両眼」と言われてるが、「片眼サイティング」の方が初心者には狙いやすいので筆者は今まで「両眼サイティング」に取り組んでこなかった。 ・現在取り組んでいる電動ハンドガンによる射撃練習(30〜40mのヘッドショットを目指す)では、ハンドガンの射撃性能を極限まで発揮しなければターゲットにヒットする事ができない。弾道が安定している10〜25m程の射撃と比べ、30〜40m先を狙う射撃は繊細な着弾修正射撃(特に強いホップが掛かったS字弾道の距離毎の通過地点の見極め)が不可欠であり、両眼でのサイティングの必要性を感じた。 ・今回の両眼サイティングでクローズアップしたい点は一般的な「広い視野の確保」と言うものではなく(このメリットも残しつつ)、着弾位置の前後の距離感(弾の飛距離がターゲットに届いているのか、届いていないとすればどの位手前でドロップしているのか)を掴む点である。 ・ハンドガンの射撃ではスコープを使わない為、「上下」、「左右」、「前後(手前で落ちるか、上を通り越しているか、届いているかどうか)」の弾道修正を行う際、特に「前後」の偏差を確認するには、片目のサイティングだと、距離感が分かり辛い。両眼で見るとこの「前後」の偏差を把握しやすい。 ・実際のやり方は、両眼でサイトを覗く。両眼で見る事に慣れていないと、サイトが二つにボヤけたりして見づらいが、コツを掴み慣れてくると両眼で一つのサイトを眺める事ができる。 ・両眼で一つのサイトを見ている(見る事ができている状態)際、片方づづ順番に目を閉じてみると、実際に左右どちらの眼(利き眼)で見ているかわかる。筆者の利き眼は左眼であり、右眼を閉じ、左眼で見た時にサイトの中央に焦点が合っている事を確認できる。逆に左眼を閉じ、右眼で見るとサイトに焦点が合っていない事を確認できる。 ・両眼サイティングでは、「利き眼