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ホップアップパッキンと気温の関係

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  M14のホップアップダイヤル。 クリック数が多く、かなり細かい調整が可能。  本日も日の出と共に射撃開始して9時頃帰宅と言う流れで約2時間の射撃訓練を行いました。 いつもの東京マルイ箱出しノーマルの「M14」と「VSR Gスペ」での「東京マルイバイオ0.25g」と「ヒットコールバイオ0.28g」を使用した射撃です。因みにM14はサバゲー時はスプリング式のノーマル70連マガジンを使用していますが、前回までの射撃訓練時はゼンマイ式の多段マガジンを使用していました。しかし、多段マガジンは気持ちよくなると撃ちまくってしまい(殆ど病気)、弾の消費が激しいという理由から、今回はノーマルマガジンのみを使用しました。やはりノーマルマガジンは最長でも70発で強制的に休憩が入るので集中力が持続し易く、訓練にはこちらの方が合っていると感じました。  今回の射撃訓練で感じたのが、気温が上昇するとホップが強くなるという現象です。普段はホップの強弱を色々調整し、色々な距離を射撃していましたが、今日はホップ調整を固定し、40m1本で射撃を続けていたので、偶然この現象を体感できました。  射撃を開始したのはAM6:50とほぼ日の出時刻でその時の気温がマイナス1度(車の気温計で確認)でした。ホップ適正状態での距離40mの射撃ではターゲット(直径20cm)の40〜50cm上を狙ってヒット(弾道は少しだけ浮き上がりドロップして着弾)させるような感じでした。  しかし、帰り際の9時頃になると前述の狙いではターゲットの上を通過してしまい、当てるにはターゲットの下の端位を狙うような感じに変わっており、この時の気温は5度でした。  これは気温が上がり、ホップパッキンがほんの少しだけ柔らかくなった影響だと思われます。柔らかくなった分、抵抗が増え、ホップのかかりが強くなった(弾道の浮き上がり幅が大きくなった)のではないでしょうか。日の出前から9時という時間帯は夕方から夜にかけてと同じ位に1日の中でも気温の変化が激しい時間帯(今回の温度差は6度)です。よく「夏は硬目のパッキン、冬は柔らか目のパッキン」と言われていますが、この理由が体感できたと思います。40m以上のロングショットを決める為に弾道の「縦の偏差(主にホップの強弱と弾の重量)」を予測する際は気温(季節や時間帯)も頭に入れておかないといけない事が分かり、「

東京マルイバイオBB弾はやっぱりイイ!〜M14〜VSR

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 東京マルイバイオBB弾はやっぱりイイ!  本日は氷点下の早朝に射撃訓練を行なってきました。、日の出を待ちきれず、弾道がギリギリ見える日の出前の薄明るい時間帯から射撃を開始。静まり返った、たった一人の森の中で銃声だけが響き渡りました。「うーん。楽しい。」心の中で幸せな独り言です。休日に早起きして一番やりたい事からいきなりやり始める充実感、満足感は半端無いっす。  今日は久々に「東京マルイバイオBB弾」の0.25gと0.28gをメインに使用しました。先週までメインに使っていた「ヒットコール0.28g」と比較しながらネチっこく語らせて頂きます。しっかり比べるなら、弾のサイズゲージや重さのチェック、着弾グルーピング等の調査が必要です。しかし、「面倒くさい」、「とにかく撃って楽しみたい」という理由からこれらのチェックは省略し、あくまで私の感覚でお話しさせて頂きます。  今のところ「箱出しノーマル主義」を貫いている私(若干カスタムの道が気になる)の唯一のラボ活動はBB弾の使い比べです。ですが、射撃の集弾率に銃のカスタムも含めて一番大きな影響を与えるのは正にBB弾の性能だと思います。  先ずは東京マルイバイオ0.25gから箱出しノーマルM 14で撃ってみました。最初の感想は「やはり間違いは無い」という納得感で、この銃との相性はバッチリです(当たり前か)。ホップは好みによりますが、私はフルホップから2回転か3回転位ホップダイヤルを戻した辺りで使用しています。ターゲットを狙う際の目安は、30m(ホップ上昇中)でチョイ下、40m(35m辺りで最高点に達し、少しドロップ中)でほぼ真ん中、50mで上(ドロップする分)という感じです。集弾性能は、「ヒットコール0.28g」と比べ、こちらの方が良いのでは」という感触でした。特に同じターゲットへのセミオートによる連続射撃(着弾する前に次弾を発射するフルートに近い速い連射)時の弾道の纏り具合で差を感じました。弾の重さはヒットコール0.28gが上ですが、弾の真球度や重さにバラツキが少ない点はマルイ0.25gが上なのかもしれません。「弾道の縦偏差の少なさ(バリケートやブッシュの隙間の向こう側の敵をを狙う際、射撃地点から着弾地点までの障害物に邪魔されず当てやすい)」、「ブッシュ貫通性」、が「ヒットコール0.28g」のサバゲー使用を前提とした場合の「マル

M14&VSR10  友人T氏との早朝射撃訓練

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T氏のVSR10。カモテープで偽装。 T氏のカスタムVSR10が凄かった!  私が武器庫(とあるサバゲーショップ)でスコープを物色していた時、友人のT氏から次回射撃訓練参加志願の打診が入った。T氏はこのブログを始めるキッカケを作ってくれた私のスパークプラグ的存在(坂本龍馬)である(詳細はブログプロフィールの開始経緯参照)。T氏によると「雪で足が滑り、武器庫に立ち寄ってしまい、その後うっかりVSRを分解してしまい、この銃への愛が雪だるま式に膨んでしまった」との事であり、あまりの衝撃に鼻血が止まらないとの事であった。 射撃訓練場についた、私たちは先ずT氏からVSR10の状態をヒアリングした。詳細は以下の通り。 ●流速ルーズバレル300mに変換。 ●チャンバーホップパッキンをメイプルリーフシリコンパッキンに変換。バレルとの結合部は金属製のリングにて固定し、気密性をアップ。 ●チャンバー内ホップアームを押し面のセンターラインが少し湾曲し凹んでいるメイプルリーフ製に変換。このホップアームの組み込み可動部分にお名前テープで微調整。ホップ掛け部分は面ホップ、デルタ方式を採用した最新型。 ●シリンダーとチャンバーの結合部分を少しだけ削り、チャンバーにノズルが当たる部分の隙間を無くし、気密性を改善。チャンバーにノズルが隙間無くピッタリと当たっていた。 ●弾は奮発して東京マルイバイオ0.28gスペリオールを準備。 以上、シリンダーは開けず、ホップ能力アップと気密性の改善を図り、既存のパワーを最大限効率的に活かす事に注力した健全なカスタムチューンである。 黄色がメープル、黒がノーマルのパッキン 面ホップ、デルタ形式 赤がメープル、黒がノーマルのホップアーム 下のアーチが無い方が流速ルーズバレル で、肝心の弾道は? ノーマルとは明らかに違う惚れぼれするようなフラットな素晴らしい弾道!具体的には。 40mのターゲットへの着弾時、ノーマルはホップで浮き上がった後、ドロップしながら着弾するが、T氏のVSR10はほんの少し浮き上がりながらほぼフラットで着弾し、50m付近から少しずつドロップしていく感じ。射撃時の縦の偏差が限りなく小さい、なんとも当てやすい弾道だった。集弾率も大きな散らばりが無く非常によく纏まっており、ノーマルとは明らかに向上している。40m先の直径20cmほどの丸い金属のターゲット

ヒットコールBB弾バイオ0.28gについて

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 箱出しM14で使用するBB弾 ヒットコール0.28gについて  今回、箱出しノーマルM14&VSR10Gスペをスナイパー運用(35〜45m位のヘッドショットを狙う)する事を前提としたBB弾に関するウンチクをダラダラ語らせて頂きます。箱出しノーマルで使用する私はBB弾選びが命中精度を左右する大きなポイントと考えているので真剣(楽しんでます)に考えています。 今回は「ヒットコールのバイオ0.28g」の使用感について。この弾の良い点は以下の通り。 ・狙撃時、スコープ越しに見える弾が白くて見やすい。着弾地点確認がやりやすい。 ・遠距離狙撃時、0.28gの安定した集弾性能に期待。風への耐性は重い弾が一番強い。でも普通に吹いたらどんな重さの弾でも流されます。 ・ブッシュ内にいる敵を狙撃する際、0.28gのブッシュ貫通性に期待。 ・狙撃した時、相手に着弾を気付いて欲しいので、遠距離でも威力が落ちにくい0.28gを使いたい。 ・射撃地点から40mでの着弾時間が0.28gが早い。因みに着弾時間は25mまでは0.2g弾、30mでは0.25g弾が一番早い。接近戦なら着弾スピードに関しては軽い弾が有利ですね。 ・「東京マルイのスペリオール0.28g」が500発で1,000円と比べ、「ヒットコール0.28g」は2700発で1,400円と、かなりコスパは良い ・M14で使っても給弾不良が無い。いつも行くサバゲー場で常連の方々が主にブッシュを貫通させる為に使用しているBLS0.28gのBB弾はM14だと初弾から三発目まで給弾不良が発生します。しかし、その後は普通に撃てます。 ・東京マルイバイオスペリオール弾0.28gには負けますが、近い弾道です。スペリール弾は性能は良いけど値段が高くてバリバリ連射するセミオートライフルでは使用する気になれない。 ・東京マルイバイオ0.25gも安定した素晴らしい性能ですが、0.28gと比べ、40m以上の遠距離を狙う為にホップを強くすると「S字弾道」の高低差が大きくなる。又、「S字弾道」を抑える為、ホップを弱めると銃口をターゲットへ真っ直ぐに向けた際の飛距離が落ちる分、射角を付けて打たなければならない「山なり弾道」となり、こちらも着弾地点までの弾道の高低差は大きくなってしまう。弾道の高低差が大きいとブッシュの間を縫って狙う際、ターゲットまでの真っ直ぐな射線

スナイパーが狙撃する距離について〜M14 〜VSR

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取手を地面に刺しました。 1月2日の昼下がり、独りバトルフィールドにやってきました。勿論、サバゲー場も正月休みで誰もいません。森の中で独り、至福の時を楽しみます。 上の写真のフライパンターゲットをウォーミングアップに軽く射撃した後、フィールド内でゲーム中、私がよく「隠れる」もしくは「回り込む」数カ所の狙撃ポイントからのターゲットまでの距離が比較的長い射線の距離をゴルフ用レーザー距離測定器で測ってみました。今は冬なのでブッシュが1年の間で一番薄い状況であり、ブッシュが濃い夏と比べ長い射線が通りやすい状況ではありますが、殆どの射線が30m位で長くても40mを超える射線はなく、ましてや50mという距離はありませんでした。この事から、仮にこのフィールドだけで狙撃するという前提なら、射撃訓練は長くても40mまでで十分であり、この距離内の精度をできる限り上げていく事が求められます。 ゴルフ用レーザー距離測定器 今日は少し風があるという事もあり、「30m」という距離にこだわり、精密射撃をやってみました。いつものダーゲットは直径30㎝のフライパンですが、今日はフィールドのシューティングレンジ備え付けの直径15㎝程の丸い鉄の板や、ターゲットとして設置してあるステンレス製のマグカップにチャレンジしました。 いつも適当にやっていたゼロインも、依託射撃でしっかり合わせてみました。このゼロイン作業が、とても面白く、20m、30mと色々試してしまい、かなりの時間を費やしてしまいました。自称「スナイパー」の私ですが、着弾点の補正をするのにどのくらいスコープのレティクル調整ダイヤルを回すのかあまり分かっていないという事が判明しました。 小さい的に当てられた時は、遠くの的に当てたのと同じ位、気持ちが良いものでした。 途中、コーヒー飲んだり、VSR撃ったりして、静かな森を独り占めしました。 まだまだ撃ち足りない状況でしたが、太陽が沈み弾道が見えなくなってしまったので帰宅しました。いやー、ホントM14、最高ですね。                             終わり