応援ありがとうございます!

電動ハンドガン1丁での単独行動による完璧な「裏取」への挑戦!

 

移動中に両手で木の枝や蔓を掴み、
グローブに土が付着し、そのまま銃を
握ったのでグリップが汚れてしまった。

ハンドガン1丁に魂を込める!

遂にこの日が来た。電動ハンドガン1丁による完璧な「裏取」への挑戦である。

装備は東京マルイ電動ハンドガン「ハイキャパ」(どノーマル)と30連ノーマルマガジン2本のみ(私は敵を確実にキルできる時以外は撃たないので実質的には1本で十分足りると思う)!

とにかく笑ってしまうほど「身軽」なのだ!

ゲームはセンターフラッグ戦。表と裏を行う。先ずは表からでフィールド上部のスタート。

センターフラッグ戦の為、当然主力部隊はセンターフラッグへの最短ルートで進行。センターフラッグ付近が激戦区になるゲームである。私は単独にて敵の背後もしくは側面に回り込み、ヒットを取り、味方を時間差で援護する計画。

フルメディックルールなので、複数人で行動する方が有利だが、私はあえて単独行動を取る(というか、センターフラッグ戦で私のような行動を取る方は極々少数)。

裏取が成功すれば、味方が押している場合は敵の息の根を止める事ができ、逆に味方が押し込まれていたら、一発逆転の口火を切る事ができる。

スタート時は素早く移動(開幕ダッシュ)する為、ハンドガンはチェストバックに格納し、手ぶら状態。

フィールド上部スタートの為、急な登りは無いが濃いブッシュを進む事になる。手ぶらである私は長物を持っている時とは比べものにならない程のスピードで敵の主力部隊の左側の山岳密林地帯に回り込むべく、ブッシュエリアを風のように速く、林のように静かに突き進んだ。「物凄く楽だ〜」と心の中で叫びながら。

そして接敵が予想されるエリアに到着した時点で初めてハンドガンを手にした。ハンドガンの取り回しの良さ(もはや「取り回し」という言葉を使う事が適さない程の扱いやすさ)は感動もの(当たり前だろ)であり、いつどこから敵が現れても即座に対応できるという安心感は半端無く、戦闘時の私の判断を更にスピーディー且つ大胆な物にしてくれるのである。

銃を構えながでも、濃いブッシュの中、移動スピードが落ちない状態で、敵に発見されず静かに裏取ポイントまで無事到着。後方の味方主力部隊の戦線の上がり具合も確認しつつ、敵の布陣を敵の斜め横後方からニヤニヤしながら覗く。パッと見ただけでも5人位の敵が私に全く気づかずに味方とバトルしている。距離も30m弱と、私が早朝射撃訓練で散々練習してきた距離である。

撃ち下ろしの為、少し下を狙いながら(ホップの浮き上がりを計算に入れる)アイアンサイトを覗き込み、トリガーを指にかけたその瞬間、あり得ない方向(味方がいる方向)から私の肩に着弾があった!

「ヒット!」と、とりあえずヒットコールし、射撃方向を見たら、バッチリ「フレンドリーファイヤー」だった。裏取した位置が良すぎ(自画自賛、笑)て、味方から敵と間違われた(味方戦線側から見ると敵の戦線の後ろから現れたもう一人の敵と認識されてしまった)のだ。残念だが、これもサバゲーである。

ヒットは取れなかったが、ハンドガン1丁スタイルによる絶好の裏取ポイントまでの隠密且つ迅速な移動には十分手応えを感じ、私は一人ニヤついていた。

さあ次は裏のゲームで、今度はフィールド下部からのスタートなので「裏取」を決めるには急勾配の登り斜面(前日に雨が降ったので地面もぬかるんだ箇所が多数ある)が立ちはだかる状況。しかし、この「濃いブッシュ」、「急勾配」、「ぬかるんだ斜面」こそ、ハンドガン1丁スタイルの身軽さを活かす絶好の場面(真骨頂!)でもある。

スタートと同時に味方主力部隊はフラッグ目指して突撃し、早くも銃撃戦が始まった。私は一人、完璧な「裏取」を決める為、別ルート(敵主力部隊の左側から回り込む感じ)でフィールドの山頂を目指した。手ぶらの為とにかく両手が使えるので木の枝、葉っぱ、茎、蔓を次から次へと掴みながらあり得ない速さで濃いブッシュのぬかるんだ急斜面を登っていく事ができる。

いつもM14を持っての山頂付近(山頂の少し下)までの移動は、ぬかるみの無い良好なフィールドコンディションで接敵せずに最大限急いで7分はかかる。ところが、今回のハンドガン1丁スタイルは更に上の山頂まで3分で到達した。それもぬかるんだフィールドコンディションで敵に発見されず静かに隠密状態でである。この差、約4分間は10分間のゲーム時間を考慮すると非常に大きい。敵も今日のようなぬかるんだコンディションでフィールド下部の地点からスタートし、3分後に私が山頂に到達しているとは予想もしていないであろう。今回はいつもM14で狙撃する山頂付近からの敵の側面を取った遠距離射撃ではなく、完全な「裏取」を目指すので、山頂から更に廻り込みながら敵スタート地点横の斜面を降る事にした。敵のスタート地点(ここが完全な「裏取ポイント」であり、正に敵部隊の真裏!)まで山頂から降るルートのブッシュは更に濃く、ブッシュをかき分けるというより、ブッシュのトンネルを潜るといったルート(ゲーム前に下見済み)。ブッシュのトンネル内の地面は日が当たっていない事もあり、草木が少なく、ここを片手でハンドガンを構えつつ、もう片方の手で木の枝や蔓をつかまり、地下足袋で滑りながらスピードコントロールし、静かに降るので、ほぼ敵に発見される事なく、敵の背後且つ至近距離に隠密にて近づく事ができる。このルートを長物を持って且つ静かに通る事は到底できない。ハンドガンのみを持ったスタイルならではの芸当である。

そして遂に、敵からすると「あり得ない時間帯」に「あり得ないコース」で完璧な「裏取ポジション」に到着した。

ここからがショータイムの始まりだぜ!

先ずは一番近くのバリケに隠れた敵(こちらから見るとバリケの裏側なので完全に全身を晒している状況)距離約25mに狙いすまし、片手で(これがハンドガンの醍醐味)ワンショット!その敵は「ヒット!」と気持ちよくヒットコールしてくれた。早朝射撃訓練で30mの距離の直径20cm円形ターゲットで練習してきたスキルと電動ハンドガンの安定した弾道による命中精度なら、この距離のマンターゲットは外さない!

電動ハンドガンの静かな射撃音のお蔭で、ヒットした敵も、その周囲の敵も私に全く気付いていない様子。このセンターフラッグ戦は前述の通りフルメディックルールの為、ゆっくりしていてはすぐにヒットした敵が蘇ってしまう為、スピーディーに且つ静かに敵を掃討(&単独行動なので私の近くにはメディックしてくれる味方はいない!)していかなければならない。

間髪入れずに、その右側から肩から上だけが見えている敵に2ショット程!「ヒット!」とこれまた気持ちよくコールしてくれた。

更に斜面を滑り下りながら、反対の山のバリケに敵を発見!こちらも裏取しているのでほぼ全身が晒されている状況。こちらもトリガーを2タップし、ヒット獲得!

そして私の脳内ではアドレナリン全開!やはり射撃音が静かなので私の存在はまだ他の敵に察知されていない!圧倒的な優越感!

斜面を滑り降りきり、完全に敵スタート地点に仁王立ちした私は、新たなターゲットを求めて敵陣の真裏から切り込む!

またまた私に全く気付いていない全身を晒した無防備な敵を発見し、問答無用でトリガーを2タップ!「ヒット!」

このまま行けば敵を根こそぎ血祭りに上げる事ができるのか!きえーい!

と完全に調子に乗った瞬間、突然「バシュ!」と胸を撃ち抜かれた!

「ヒット!ナイスショット!」と私は叫んだ。

反対側の山の斜面に潜む敵スナイパーの見事な狙撃であった。(今回はFFではない)

最終的にはヒットされてしまったが、今回の経験は大きな収穫であった。私の中での「完璧な裏取」とは「自分自身が最終的に生き残る」という事が前提であった為、このブログのタイトルの挑戦は達成できなかった。

しかし、今日のバトルを思い出しながら夜に飲むビールは「完璧に美味い」だろう。

今回の挑戦により、ハンドガン1丁スタイルの「アクティブな立ち回り」は完全に癖になった。ライフル系長物を持てない身体になりそうで怖い。

終わり


コメント

  1. 自分がシミュレートした通りに進められて満足した成果が出せるとめちゃめちゃ嬉しいですよね(^-^)

    返信削除
    返信
    1. ああちちさん、ブログへのコメントありがとうございます。そして先日は取材、同行させて頂き楽しい時間を過ごさせて頂き、こちらもありがとうございました。現在取材した内容を文書にまとめています(この作業も楽しい)。土曜日位には完成しますので是非見てください!

      削除
  2. ありがとうございます。
    また、フィールドでご一緒させて頂いた際は宜しくお願いします(^-^)

    返信削除

コメントを投稿

このブログの人気の投稿

第12回 ソルジャーコレクション〜ARES  Amoeba

若きイケイケアタッカーの後を追うオジサン(筆者)!

0.2g弾&強ホップでロングレンジを狙う!