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VSR10Gスペックで60〜70m射撃にチャレンジ!

 

T氏のバイポット付カスタムVSR。
新たに迷彩カバーが装着されていた。

 今日は久しぶりに友人T氏との合同射撃訓練を実施した。因みにT氏のVSR Gスペは、バレル、ホップチャンバー、ホップアーム、スプリングに手を加えたカスタムVSR、私のVSR Gスペはドノーマルである。T氏のカスタムVSRは、0.98J以内にしっかりと調整されており、ホップMAXで初速もMAXになるような気密性とパワーを十分兼ね備え、且つルーズバレルとシリコンデルタ形状面ホップチャンバーにより集弾性も向上させた素晴らしい1丁である。よって40m射撃では性能を持て余している状況であり、50m以上の超ロングショットでの射撃訓練にチャレンジする事になった。私のVSRは箱出しノーマルであり、このカスタムVSRにどこまで着いて行けるかも大きなチャレンジとなった。

 射撃訓練の前に、T氏に私が持っている数種類のBB 弾を的の直径20cm距離40m射撃でワンマガジン毎撃ち比べてもらった。以下はその順番とT氏の感想である。尚、撃ち比べの前にT氏が使用していたのは東京マルイバイオ0.25gである。又、この撃ち比べでT氏はバイポットを付けての射撃していたので、私の撃ち比べ(バイポットなし)よりも、より正確な撃ち味を感じる事ができたであろう。

●1番:BLSバイオ0.28g(白)

 ブラックBB弾好きのT氏はBLS0.28gブラックの購入を検討していたが、感想は良い弾道の時もあるが、着弾にややバラツキ感があるとの事であった。たまにフライヤーあり。

●2番:ヒットコールバイオ0.28g(白)

 BLSに比べると着弾は纏まっているが、やはりややバラツキ感はある。

●3番:東京マルイバイオ0.25g(元に戻る)

 BLS、ヒットコールと比べ、フライヤーはぼぼ無く着弾地点の纏りも良い。この距離までの射撃では東京マルイバイオ0.25gに軍配を上げる。

 同じメーカーのBB弾でも個体毎の大きさや重さの差があるので、ワンマガジン毎撃ってみると、その差を体感できると思う。やはり、単純に「的に当てる」という事だけで判断するなら、一番精度の良い(大きさ、重さにバラツキが少ない)東京マルイBB 弾が一番という事になる。特に「ワンショット・ワンキル」を目指すVSRスナイパーにとっては、密林地帯での30m以内の接近戦で電動ガンで連射する際の0.28g弾のブッシュ貫通能力よりも、精度の高い0.25g弾の正確な一撃が重要となる。

という事で、私もT氏も先ずは東京マルイバイオ0.25gで、70m(ターゲットは直径30cm、立射)に挑戦してみた。

 70m挑戦の前に、距離30〜40m、高さ20m程からの射撃で山岳地帯での撃ち下ろし狙撃の感覚を掴む訓練を行った。予想通り、ホップが平坦な場所での射撃以上に効くので、ターゲットのやや下を狙わないと当たらない事を確認できた。

 その後、早速70mに挑戦。難易度は非常に高く、T氏のカスタムVSRもかなり苦戦していたが数発ヒットさせた。私の箱出しVSRはターゲットの距離まで弾を届かすのが精一杯で、当てる事はぼぼ不可能(当たる気配が無い)という状態であった。弾道は思いっきり山なりのドロップ弾道か、鬼ホップの大きなS字弾道であり、どちらも縦に大きくアップダウンするので、着弾するまでの途中に枝や葉っぱに当たってしまう事も多かった。

 次に難易度を少し落とし、同じ条件で60mに挑戦した。

 私は初っ端から東京マルイバイオ0.25g弾は諦め、禁断の「東京マルイバイオ0.28gスペリオール弾」を投入する事を決意した。最初の十数発程は外したが、明らかに着弾の纏り、弾道の上下幅の小ささを感じ、「当たる予感」がした。弾道修正を行いながら20発目位だろうか、「カコン!」という気持ちの良いヒット音がなった。「ウッシャー!」と私は大喜び、T氏も「ナイスショット!」と声を掛けてくれた。私が今まで散々外しまくっていた事を知っていたT氏の目が少し驚いていたようだったので、「実はスペリール弾使ってるんだよね」と暴露。T氏は「俺もスペリオール弾を使うべ!」とBB 弾を変更し、射撃を再開。そして数発の弾道修正を行った後、続け様に60m先のターゲットに「カコン!カコン!」と気持ちの良い音を立ててヒットを連発した。

やっぱり、50mを超える射撃ではスペリオール弾に勝るBB 弾は無いのである。

森の斜面からの狙撃は銃を
如何に水平に構えられるかが重要。

 今回の60〜70mの射撃は、狙撃ポイントからターゲットまでの間に枝や葉っぱがあり、弾道全体をより立体的に意識した射撃が求められた。更に、実戦では足場が平ではないので、体のブレが手首のブレとなり、銃を真っ直ぐ構える事も難しく、ストレートなホップ弾道を維持する努力(スコープに付ける水平器の必要性も実感)も必要である。

今日のような射撃訓練を継続し、いつかは「敵から恐れられる腕利きスナイパー」になりたいものだ。

終わり

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