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狙撃を思いっきり楽しむ為のフラッグ戦の守備〜M14

 


 今回のブログは以前に同ブログの企画「ソルジャーコレクション」の「第11回」、「鉄壁の守備を誇るアンブッシュの達人」から学んだ戦術を基に、私なりのアレンジを加えて語らせて頂く。

 私はフラッグ戦の守備が好きである。特にフラッグ直前でリスクを犯して突進してくるアタッカーを冷静にそして冷酷に狙撃するのが大好きである。フラッグ直前まで、山を超え、谷を超え、敵の射撃を潜り抜け、最後の最後で「フラッグが取れる!」という喜び直前の敵アタッカーを冷徹に狙撃し、その夢を完膚無きまでに一撃で砕く瞬間が堪らない(自分でも物凄く性格が悪いと自覚している)。又、味方をメディックする為に危険を犯して前に出てくる仲間想いの勇敢な敵のソルジャーを容赦無く狙撃する瞬間も堪らない。使用するメインウエポンは電動ガンの中で屈指の静音性と命中精度を誇る東京マルイスタンダードM14。私の戦術にピッタリ(本当の理由は銃自体がカッコイイから)の銃である。

M14&VSR10Gスペ
スナイパー御用達の
ODコンビ!

(身を潜めアンブッシュする場所について)

●静かに身を潜めている時間が堪らなく好きである。そして敵を発見した時の「自分は相手を捕捉しているが、自分の存在は相手にバレていない」という絶対的に有利な状況に、異様な優越感を感じ(私の普段の日常生活では劣等感だらけ)、アドレナリンが脳内に分泌され、楽しくなる(若干変態の域に入っている)のである。

●フラッグ周辺の敵がリスク覚悟の最後のアタックをかける(無防備になる)場所が見渡せる(射線が通る)場所(できれば高台)をチョイス。「敵は無防備で自分の場所はバレていない」というアドバンテージを最大限活用する。

●守るフラッグから30m以上離れる。この「距離をとる事」によって敵からはバレにくく、仮に自分が狙撃した方向を敵にある程度察知されても自分の詳細な位置はバレずにキルされない。又、この距離によって自分の射撃音が敵に聞こえにくい効果を期待。自陣フラッグから30m以上離れた距離で、守備(狙撃)をする為には、この距離では絶対に外さない銃の性能と自身の射撃スキルが必要。

●狙撃する方向は、できれば敵が迫ってくる方向の正面ではなく、敵の注意がそれ、射撃時に敵のやや側面を取れる場所を選びたい。正面は敵から距離が取れているので発見されるまでは比較的安全だが、常に敵が注視する方向である為、発見される可能性が高い。又、敵から発見されなくても、敵が突撃してくるタイミングで敵の援護射撃が激しく、冷静な狙撃が難しくなる場合も想定される。敵の側面から狙撃できればこの問題は軽減される。しかし、敵の側面に位置するという事は、回り込んでくる敵の別動隊に近距離で鉢合わせする可能性があるので、思わぬ接近戦(これもこれで楽しい。私のサイドアーム「暗殺銃MK23ソーコム」又は「安定の電動ハンドガン、ハイキャパ」が活躍する瞬間である)となる可能性もある。

●隠れるブッシュは敵にバレない状況では自分の視野が広く確保され射撃しやすいブッシュを選ぶ。更に、敵に自分の居場所を察知された時に備え、近くに被弾を防いでくれる濃さのブッシュがある(狙われたら避難する)場所を選びたい。

●「重くて長い」で有名なM14を運用するには、濃いブッシュ内にズッポリとハマる事はできない。潜む場所には銃口の向きを変える為の適度な空間が必要となる。たまに大きな木の木陰で日があまり当たらない空間にポッカリと極端にブッシュが少ないポイントがある。このような場所は重くて長いM14で戦いやすいのだ。しかしながら、濃いブッシュ内での待ち伏せを考慮すると、同じ東京マルイ電動ガンでも、コンパクトな「MP5」、ショートバージョンの「M4パトリオット」「G3SAS」、ブルパップの「ファマス」「ステアー」「P90」がどうしても欲しくなってしまうので、あまり深く考えないようにしている。

●そして何より私が重要視するのは、協力して守備を行う味方とのお互いの位置を把握し合う事である。これがゲーム中の的確な戦術判断や味方同士の効果的なサポートを可能とするポイントである。

(狙撃について)

●敵を完全にヒットできる状況(敵の身体の露出範囲や狙撃距離)まで極力撃たずに引きつける。敵にとっての一番脅威は「守備陣の居場所が分からない」という状況であり、この状況を如何に長い時間維持できるかが大きなポイントである。この「守備陣の居場所が分からない状況」が敵の進撃を遅らせる事(しっかりと索敵しながら慎重に進軍しなければならない)に繋がる。進撃に時間を費やしてしまうと、僅かな残り時間でフラッグアタックしなければならない状況に追い込まれる。結果、敵はリスク覚悟の無防備な突撃を実行せざる負えなくなるのである。

●敵が無防備になる事と引き換えに、外せば即フラッグゲットされてしまうというスリリングな状況(これが堪らない)である。

●ゲームの経過時間や、敵と味方(守備隊)の人数や位置関係により、引き付けて射撃する場合や、当たらなくても威嚇射撃で進行を遅らせる場合と自らの判断で臨機応変に対応(これがまた面白い)する。特にゲームの残り時間僅かの状況は、短時間で戦況が目まぐるしく変化する為、この瞬間の緊張感を楽しみながら、自らの脳に分泌されるアドレナリンに酔いしれるのである。

●光学機器は広い視野が確保できるアイアンサイトかダットサイトが理想。私はベクターオプティクスフォレスターGENⅡを使用しているので、倍率を低倍率の1.5〜2.0倍にして待ち構える。特にゲーム終盤は、複数のアタッカーが同時に突撃してくる事も予想される為、視野が狭まり、アイレリーフやアイボックスの関係上サイティングに時間がかかる高倍率のスコープよりも、広い視野と素早いサイティングが可能なダットサイトや低倍率のスコープの方が有効である。

●リスク覚悟でフラッグアタックの為の最終突撃をしてくるアタッカーは、アドレナリン全開なので、1発の狙撃ではヒットに気付いてくれない場合もある。又、装備やギリースーツ部分に着弾しても、これまた気付いてくれない。よって、気付いてくれるまでは複数弾の弾を気付いてくれる箇所(装備が無い腕、肩、足など)に撃ち込まないければならない状況もある。ここでも素早いサイティングと精度の高いセミオート射撃が求められる。

●命中精度は高いが連射性能に乏しいボルトアクションライフルでは、このスピーディーに状況が変化する時間帯でのフラッグ防衛は難しい。やはり、ダットサイトもしくは低倍率のスコープを搭載した精度の高いセミオート射撃ができるウエポンが必須である。がしかし、この戦術をあえてボルトアクションライフルのVSR10で行うのも、より一層スリリングでこれまた楽しいのである!M14は電動ガンの中では発射音が静かな方だが、やはり射撃すれば発射音は相手に届いてしまう。位置バレした時の複数の相手アタッカーからの集中砲火は強烈だ。この点、連射はできないが静音性に優れたVSR10は殆ど音が相手にバレないので、生存率はグッと上がる。

(味方守備陣との連携)

●サバゲーは個人で楽しむ事も可能だが、味方との連携はその楽しみを広げてくれる。

●仮に味方の一人の位置が敵アタッカー部隊に知れた場合、その味方が生存し続け、敵の脅威となり続けると、私の狙撃チャンスは広がる。味方に敵アタッカーの注意が集中すると、私(位置バレしていない)が側面を取る状況となり、敵が無防備な姿を晒す可能性が高まる。

●逆に自分が位置バレしても、その場で生存しつつ、応戦する事ができれば、味方の狙撃チャンスが広がる。

●敵アタッカー部隊はメディックする為、基本複数人で行動するが、守備陣は人数不足となる事が多く(フラッグを目指し攻めたい方が多数派)、少ない人数でフラッグ周辺の広大なエリアをカバーしなくてはならない為、基本味方とある程度の距離を取った単独でのアンブッシュとなる。よって、キルされると味方のメディックが期待できない状況下でのバトルとなる。過去、私は幾度となく敵のアタッカー部隊への先制攻撃に成功し、2〜3名キルしても、他の敵アタッカーに倒され、その後次々にメディックで私がキルしたはずの敵が全員復活し、何事もなく通過されてしまい、そこには私の死骸だけが残ると言う悔しい状況を経験している。

●味方守備陣の中には私とは逆にフラッグのすぐ近くにアンブッシュする方がいる。このポジションは自身の命と引き換えにフラッグを死守するという一番過酷な任務であり、正に「最後の砦」である。この方がギリギリまで敵を引き付けるには、私のようなフラッグから離れて狙撃するスナイパーの敵に恐怖を与えるような「効果的な狙撃」が重要である事は言うまでもない。この「最後の砦」の方がトリガーを引く瞬間は戦いのクライマックスであり、この瞬間、私のようなスナイパーは「最後の砦」を全力で援護(腕の見せ所)する。状況によっては、私自身もフラッグ守備の為に自陣フラッグに群がる敵アタッカーに持ち場を離れて突撃するという「激アツ」な展開も覚悟しなければならない。

(最後に)

 この戦術は、勝っても、負けても、敵が来なくて1発も撃たなくても(待ち伏せ時間の五感をフル稼働する索敵は非日常の緊張感を楽しめる)、楽しいのである!

終わり




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