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サバゲー初心者スナイパーでもヒットを獲りたい!

 


「ヒットを獲りたい!」サバゲー最大の目的である。サバゲー初心者(30年振りに復活して9ヶ月)の私が考えた常連さん達と同じフィールドで初心者が如何にヒットを獲得できるかに拘った方法論を細かく語らせて頂く。サバゲーの楽しみ方は人それぞれ沢山あり、これからのお話はあくまで個人的な考えなので、参考程度に軽く聞き流してほしい。

(私の4箇条)
・バリケには入らず、ブッシュに入る。
・自分と敵がお互いの場所を認識しての撃ち合いは避ける。
・フラッグ戦は守備チームに入りアンブッシュ。
・フラッグ戦の攻撃チームや殲滅戦では、隠密行動を行い敵の側面や背後を突く。


・バリケに入らず、ブッシュに入る。

 以前、私はバリケに入り、恐い思いをした。バリケは一度入れば比較的安全だが、何と言っても敵に見つかり易い。敵に見つかれば隠れていてもビシビシ撃ち込まれ、着弾音に怯えながら、少し顔を出すと、「待ってました」と言わんばかりに敵の精密射撃の餌食になってしまう。バリケに入ると恐怖で何もできずに、じっとしていた。じっとして顔を出さないと、強い敵は一気に距離を詰め、至近距離での早撃ち合戦となってしまう。これも恐い。私はバリケに入ると「精密射撃の餌食」、「至近距離まで詰められハンドガンやサブマシンガンの餌食」、「怖くて何もできずにゲームが終わる」の3パターンとなる事が殆どだった。

 しかしブッシュは違う。先ず、相手に居場所がバレ難い。バレて撃たれてもある程度濃いブッシュなら弾を防いでくれる(たまに抜けてきてヒットされてしまう場合もあるが)。相手にバレなければ、油断している相手を今度は自分の餌食にできる。ここでブッシュの濃さや薄さがポイントである。濃いブッシュは相手に見つかりにくく、相手から撃ち込まれても自分を守ってくれる。しかし、濃すぎると自分も見つからない反面、自分も敵を見つけられない。なので上手く地形のアップダウンも使い、ちょうど良い塩梅のブッシュに入る。又、バリケとブッシュの中間的な存在に「太い木の幹」というものがあるが、メリットとデメリットもバリケとブッシュと同じくその中間と言った感じだろうか。ブッシュと比べ、確実に弾から身を守ってくれるが、敵も索敵する時に大きな木の幹の根元辺りは入念に警戒するだろうし、一度見つかれば、敵同士で自分の位置を共有され、複数方向から攻撃を受けるという最悪の状況も予想される。

 結論としては相手には見つからず、自分は相手を認識できて且つ射撃できるブッシュ(状況によっては木の幹もあり。中々上手くは行かないが)が好ましい。又、敵を射撃したり、敵からの攻撃を防御する為だけでなく、隠密行動で移動する際もブッシュに入る事が重要だ。こちらもブッシュが濃いと視界的には相手には見つからないが、移動すると大きな音がしてしまい、且つ移動スピードも遅い。逆にブッシュが薄いと敵には見つかりやすいが、音も少なく、速く移動できる。しかし、濃いブッシュや薄いブッシュを敵に悟られずに上手く移動したり、隠れたりできれば敵の虚を突く事ができる。この「移動」に関してもブッシュの濃淡の良い塩梅が重要だ。

・自分と敵がお互いの場所を認識しての撃ち合いは避ける。

 撃ち合いで「撃ち勝つ」という事も「サバゲーの醍醐味」と感じている方もいると思うし、私自身も「撃ち勝つ」事ができれば、さぞ気持ちも良いだろうと思う。しかし、撃ち合いは敵に撃たれるリスクと隣り合わせであり、更に敵は自分と撃ち合っている相手だけではない。撃ち合うという事は銃の発射音や弾道により自分の位置が他の敵に察知される可能性も高い。勿論、「味方の援護」という心強いものもあるが、「撃ち合い」をすると「自分がやられる」可能性が一気に高まる。私は臆病なので敵を倒す確率と自分がやられる確率が仮にフィフティーフィフティーなら迷わず逃げ、安全なエリアで体制を整える。「ヒットを獲る事」の大前提は「自分がやられない事」と私は考えている。

・フラッグ戦は守備チームに入りアンブッシュ。

 アンブッシュ、即ち「待ち伏せ」は私にとってサバゲーの醍醐味の一つである。ゲーム展開によっては、何もしないでゲームが終わってしまう事もあるが、その時も「生き残る事」は達成できるのだ。因みに私はアンブッシュで敵を待ち構えてひっそりとブッシュに隠れている時間が大好きだ。自分は敵に位置を察知されていないという安心感を得ながら、周りの銃声を聞き、眼や耳を研ぎ澄ませ、肉眼やスコープを使い索敵に全神経を集中させている時間が堪らない。仮にこのままゲームが終わっても、満足感を得る事ができる(変態か)。そして先に敵を発見できた時の優越感(自分の位置はバレていない)と、上手く倒せるかどうかの緊張感が入り混じりながら射程距離に敵が入るまでの時間もとても楽しい。そして敵が自分の事を気付いていない状況(圧倒的な優越感)で引くトリガーの味は病みつきになる。本題に戻るが、最後に言いたいのが「確実にヒット」を獲れるという事だ。特にサバゲーフィールドの常連さんや手強い敵を倒した時の達成感は半端無い。

・フラッグ戦の攻撃チームや殲滅戦では、隠密行動を行い敵の側面や背後を突く。

 撃ち合いはせずに、敵を確実に倒したいという事になると、やはり外せないのが側面攻撃と裏取である。移動時に敵に発見され、射撃されるというリスクはあるが、前述のように上手くブッシュを利用し隠密状態で敵の側面や裏側の狙撃ポイントに移動できれば、自分に気付いていない無防備な敵を餌食にできる。自分に気付いていない無防備な敵は、おそらく殆どの場合、体を大きく露出しており、自分の射撃が外れてしまう可能性も低く、敵を倒せる確率も前述の「撃ち合い」と比べ、格段に高くなる。おそらく、敵を捉え、トリガーを引く瞬間は前述の「アンブッシュ」の時と似た充実感を味わる事ができるだろう。

最後に

 やはり、最後にサバゲーのチームスポーツとしての視点についても熱く語らせて頂きたい。
私が中学生の時に一緒にサバゲーをやっていた友達に、「動く要塞」と恐れられていた奴がいた。武器はスナイパーライフル「SS9」(今でいうVSR10)とサブマシンガン「イングラム」の二刀流である。彼は必ず戦線の中央に陣取り、遠距離戦ではスナイパーライフルで敵にプレッシャーをかけ続け、近付いてきた敵には容赦無くフルオートの雨を降らせていた。そして何より特筆したいのが、ケミカルウォッシュの明るい水色のジージャンとジーパンの上下を着用し、森の中で物凄く目立つのである。ジーンズ素材で生地は厚い為、弾が当たっても痛くないというメリットはあるが、何度も言うがとにかく目立つのである。前述の二刀流という強力な火力を持つ「動く要塞」は、相手にとっては無視できない存在であり、できれば早めに倒したい。そんな「動く要塞」が「物凄い目立つ」というのだから、相手の攻撃は当然の如く彼に集中する。それでも上手く木やブッシュを利用し、一歩も引かずに撃ち合い、相手の攻撃を一手に受け止める彼は、敵にすると厄介だが、味方の時は非常に心強い存在であった。当然の如く、彼がいるチームは相手からの攻撃を彼が一手に受け止めて、相手の注意を大いに引いてくれる(言い方は悪いかもしれないが「強力なお取り」になってくれる)為、別動隊による裏取や側面攻撃は高確率で成功していた記憶がある。
 今回のヒットを獲る為の「私の4箇条」も思い返せば、全てチームメイトあってこその戦法である。私が嫌がる「撃ち合い」や「正面戦闘」で勇敢に戦ってくれる味方が相手にプレッシャーをかけてくれるから、私の「側面攻撃」や「裏取」も成り立つ。正確にいうと私や他の味方が隠密行動をしている間、「正面戦闘」を行なっている味方はその分数的不利な状態で戦闘を行なっており、隠密行動を取る場合はこの味方の頑張りに応えなければならない。仮に私が単独で「側面攻撃」や「裏取」した場合、最低二人は倒さないと味方に報いる事はできないのである。

 以上、私なりの「ヒットを獲る」秘訣っぽい事を語らせて頂いた。しかし、以前まで私が嫌がっていた「撃ち合い」にも挑戦(ショットガンやサブマシンガンを買いたくなってしまいそうで恐い)してみようと思っている。そして、味方の側面攻撃や裏取に間接的に貢献する喜びも感じてみたくなった。それと今挑戦しているのは愛銃M14の長所を活かした後方からの「援護射撃」である。ヒットは取れないかもしれないが、中距離や遠距離での威嚇射撃で敵にプレッシャーを与え、味方が動きやすい戦況を作るのである。

 最後に今回のブログ記事の題目とは離れて行っているような気もするが、自分がヒットを獲るだけがサバゲーの楽しみではなく、味方にヒットやフラッグを獲らせるのもワンランク上の大人のサバゲーの楽しみ方ではないだろうか。

終わり

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