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第8回 ソルジャーコレクション〜K2

こちらは射撃訓練用のエアコキHK416D

 

浸透作戦を遂行する韓国軍特殊部隊!

 このコーナーは私が出会ったサバゲーマーさんたちの銃や装備、サバゲーへの熱い想い等を「ソルジャーコレクション」と称し、一人づつ紹介していく企画です。サバゲーマーさんたちとの楽しい雑談を是非記録に残しておきたいとの思いからこの企画を始めてみようと思いました。

では早速第8回目、行ってみたいと思います。

●サバゲーとの出会い

・高校時代に射撃部(ビームライフル)に所属。ミリタリー好きの先輩に誘われるがままにサバゲーに参戦。

●装備について

・韓国軍特殊部隊スタイル!学生時代の社会科の授業をきっかけに韓国に興味を持ち始めた。
・韓国軍特殊部隊の装備は日本ではレア品なので、日本国内のミリタリーショップでは手に入れる事が困難。自ら韓国に旅行に行った際に現地ショップで調達したり、韓国在住の友達に送ってもらったりしながら、徐々に揃えて行った。
・因みに韓国の友達の情報では韓国には正式な「サバゲー場」が無く、知り合いの敷地内等で許可を取ってサバゲーを楽しんでいるそうだ。
・韓国軍特殊部隊スタイルのサバゲーマーは少ないが、SNSを通じ全国に10名程の同志がいる。
・ゲーム時は顔にドーランを塗るという本格派。

今回取材させて頂いた方のイメージです。


●メインウエポン(韓国メーカーのトイスター製 K2ライフル)

・韓国軍の制式自動小銃(5.56ミリNATO弾)。実銃はM16A1のライセンス生産で経験を積んだ韓国企業の「大宇精工」が生産する韓国産の銃。
・折り畳みストックが採用され、パラシュート降下や海からの上陸時の携帯性を高めている。
・日本の89式に似た独特の雰囲気があり、非常にカッコ良い!(すみません。画像ないので気になる方はネット検索してみて下さい)
・韓国のジュール規制は日本より厳しく、約半分の弾速(0.2g弾なら50m/s位)との事。この威力は東京マルイエアコキハンドガン(0.2g弾で60m/s位)に近いレベルだが、ちゃんと真っ直ぐ飛べば、十分サバゲーは成り立つと筆者は考察する。
・このトイスター製の銃は日本仕様(0.98J以内)にする為、威力を上げて生産された。

●サブウエポン(韓国メーカーのトイスター製 K7サブマシンガン)

・韓国軍特殊部隊が制式採用している韓国産の短機関銃(9ミリパラベラム弾)。
・H&K MP5SDのような銃身一体型のサプレッサーを備えており、これにより射撃音を大幅に抑える事ができる。
・コンパクトなボディーに太いサプレッサーが特殊部隊ぽくって非常にカッコ良い!(すみません。こちらも画像ないので気になる方はネット検索してみて下さい)

●サイドアーム(東京マルイガズブロ M9、M.E.Uピストル、H&K USP)

・ガスブロハンドガンも大好きで3丁持っているが、実戦では殆ど使わない。
・メインウエポンが故障した際の緊急用ウエポンという位置づけ。

●お気に入りBB弾

・隠密行動する為、BLSブラックBB弾を使用。
・30mでゼロインする際は白い弾を使用し、実戦では黒い弾を使用。

●バトルスタイル

・立ち回りはズバリ「浸透」!目立たず、じわり、じわりがポリシー。
・「浸透」とは敵の戦力が集中していない、又は全く展開していない手薄なエリア(時には戦場のど真ん中の場合もある)を卓越した戦術眼で見定め、且つ味方部隊の動きと連動(味方の支援は必須)させながら、敵に発見される事なく十分な時間をかけて(ゆっくり、じわり、じわり)、水か音も無くジワーッと染み込む(浸透する)が如く、静かにゆっくりと着実に移動前進し、敵部隊の前面や側背部の間近(近距離)に隠密状態にてポジションを取る戦術である。このポジションを取った時、そのまま敵を殲滅するか、あえて交戦せず、そのまま止まったり、更に敵の重要拠点(フラッグや敵主力部隊の背後等)を目指し、進行するかはその時の戦況から判断する。
・「浸透」とは単なる「裏取」や「側面攻撃」とは違った戦術概念であり、筆者も非常に興味深いバトルスタイルである。
・自分がどのような立ち回りをするか、自分だけが決めて動くのではなく、敵と味方の動きを見極めた上で、自分の進行ルートを決めると言う、非常に難しいバトルスタイル。
・このバトルスタイルを遂行するには、地形だけではなく敵と味方の戦力や動き方を予想し、且つゲーム最中に情報収集しながら、状況によっては進行ルートを途中で変更する等の臨機応変な対応力が求められる。
・単なる「裏取」や「側面攻撃」では目標のポジションへ辿り着いたは良いが、「敵が見当たらない」なんて事もよくある。「浸透」では自分勝手に闇雲に移動するのではなく、辺りの戦況を見極めながら、前述のように「じわり、じわり」と常にベターな選択肢を探してじっくり行動するので、自チームの勝利へ高い確率で貢献できると筆者は考察する。
・その他、いつも行くサバゲー場での具体的な進行ルート等もお互い熱く語り合った。

●雑談

・乗ってきた車は父から譲り受けたというトヨタ「ランドクルーザー77」で、ディーゼルエンジンから4000ccガソリンエンジンに載せ替えたという超レアもの。車体には「大陸巡洋艦77式」というステッカー(ランド=大陸、クルーザー=巡洋艦)が貼ってあった。筆者も若かりし時は「ハイラックスサーフ」に「グッドイヤー」のゴツいオフロードタイヤで四駆ライフ(カッコイイ事を言いながら実際は大人しく街乗り)を楽しんでいた頃を思い出した。

・四駆ミニラジコンの趣味もあり、サバゲーの休憩時間に楽しそうに遊んでいた。サイズは片手の掌にギリギリ載せる事ができる位のコンパクトサイズ!近くで車体を見せてもらうと非常に精工でリアルな作りで、特にサスペンション等の足回りの部分が非常にカッコ良かった!更に前面ライトやブレーキランプの点灯(停止時は更に強く光る!)も忠実に再現されていた。実際に走らせているところも見せて頂いたが、その走破性の高さに驚いた!急な斜面や岩や木の根を見事に乗り越えていく圧巻の走り(横転した際の傷や汚れも勲章だぜ!)だった!正に「ロッククローリング」の楽しさがミニサイズで手軽に楽しめる(実際の車でやると、とんでもなくお金がかかる)ではないか!サバゲーをしない日は、神奈川県三浦市にある城ヶ島の岩場で走らせて楽しんでいるとの事。正直、筆者も一台欲しくなってしまった。
所有している全4台が集合!
片輪を隣の車両の片輪に載せるニクイ並べ方!
右端のジムニーはテールランプの位置が上に
移動(カスタム)されているという芸の細かさ!

●インタビューを終えて

・異色の「韓国軍特殊部隊」スタイルの方と出会い、韓国のカッコよさを改めて感じ、見識が広がった。
・サバゲーで出会った方は、何故がサバゲー以外でも波長が合ってしまい、話が盛り上がってしまう。

終わり


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